マイクロソフト、「Windows Terminal」発表/Windows上でフル互換のLinuxシステムコールを実現する「WSL 2」/Webブラウザで動作する「Visual Studio Online」発表ほか、2019年5月の人気記事
先月、Publickeyは大幅にリニューアルしてレスポンシブデザインに対応しました。幸いなことに大きくレイアウトが崩れると言ったご報告はいただいていないのですが、もう少し行間があいたほうがいいなど、いくつかご意見をいただいているので、少しずつ修正していきたいと思っています。
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では先月、2019年5月の人気記事を紹介していきましょう。
2019年5月の人気記事
1位 [速報]マイクロソフト、「Windows Terminal」発表。タブ機能、コマンドプロンプト、PowerShell、SSHなどを統合、オープンソースで開発中。Microsoft Build 2019
2位 [速報]Windows上でフル互換のLinuxシステムコールを実現する「WSL 2」発表、Dockerも実行可能に。Microsoft Build 2019
5月のトップスリーを独占したのは、マイクロソフトのイベント「Build 2019」での発表でした。1位のWindows Terminalは多くの開発者が待っていたものですし、3位のVisual System Onlineもいつかは登場するだろうと予想されていたものがついに出た、という感じですね。
4位 Microsoft Azure、DNSの設定変更に失敗して全世界的にサービス障害。日本は十連休中だったのが不幸中の幸いか
5位 [速報]次期Micrsoft Edgeに「Internet Explorer mode」搭載。企業向けにIE11のレンダリングも提供。Microsoft Build 2019
6位 Google、「Flutter for Web」発表。FlutterからWebアプリを生成。Flutterはマルチプラットフォーム対応のフレームワークに。Google I/O 2019
7位 [速報]オープンソースの「.NET 5」がすべての.NETを引き継ぐ。.NET Frameworkと.NET CoreとXamarinは「.NET 5」に。Microsoft Build 2019
8位 [速報]WindowsにLinuxカーネルをバンドルへ、Windows Subsystem for Linuxに最適化。Microsoft Build 2019
9位 自由に再配布可能なRed Hat Enterprise Linux 8ベースのコンテナ用OSイメージ「Red Hat Universal Base Image」が公開
10位 Kubernetesに特化した軽量なLinux「k3OS」。Kubernetesが自動起動、Kubernetesクラスタ構成も自動で。Rancher Labsが公開
2019年5月の運営報告
毎月恒例、Publickeyの運営報告です。Google Analyticsによると、2019年5月のページビューは58万7307、ユニークユーザーは25万2096でした。このページビューは過去最大で、Build 2019の発表が多くの読者に注目されたことが最大の要因でした。
5月のあの大型連休からもう1カ月もたつのですね。休日のない6月も頑張って記事を書いていきますので、ひきつづきご愛読のほど、よろしくおねがいします。
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