マイクロソフトがGitHub買収/Linuxバイナリを最適化して性能向上/「WebDriver」がW3Cの勧告に/GitHubの次期CEOだけど質問ある? ほか。2018年6月の人気記事
2018年6月のIT業界におけるトピックは、なんと言ってもマイクロソフトによるGitHubの買収でしょう。オープンソースソフトウェア開発における中心的なサービスといってもいいGitHubがマイクロソフトに買収されることを事前に予測していた人は、ほとんどいなかったのではないでしょうか。
その意外性が今月の人気記事ランキングにも表れています。さっそく先月の人気記事を紹介していきましょう。
2018年6月の人気記事
1位 マイクロソフトがGitHubの買収交渉、複数メディアが報じる
2位 Linuxバイナリを最適化して性能を向上させる「BOLT」、Facebookがオープンソースで公開。言語やコンパイラに依存せず高速化
3位 「WebDriver」がW3Cの勧告に到達。Webブラウザのテスト自動化などを実現
2位に入ったFacebookが開発したツール「BOLT」。コンパイラに依存せず、プロセッサのキャッシュヒット率を高めるようにバイナリの内容を操作するという仕組みに、多くの読者が感心していたようです。
4位 「GitHubの次期CEO、Nat Friedmanだけど質問ある?」 海外の掲示板で実施。Atomはどうなる? GitHubアカウントはMSアカウントになったりしない? などに回答
5位 GitLabへのインポートが普段の10倍に急増、GitHubの買収報道で
5位 マイクロソフトの実験的プロダクト「Blazor」、WebAssemblyで.NETランタイムを実装。WebブラウザでC#など.NETアセンブリをそのまま実行可能に
6位 [速報]次期Docker for Win/Mac、GUIの数クリックで簡単にアプリケーションのコンテナ化と実行が可能に。DockerCon 2018
7位 Javaの新しい商用ライセンス、米オラクルが発表。月額料金でデスクトップは2.5ドル、サーバは25ドル。LTS版を利用可能
8位 来月にはJava 10が登場し、9月にはJava 11が登場予定。新しいリリースモデルを採用した今後のJava、入手方法やサポート期間はこう変わる(OpenJDKに関する追記あり)
9位 インテル、DRAMと同じDDR4スロットに挿せる不揮発性メモリ「Intel Optane DC persistent memory」サンプル出荷開始、2019年に本格出荷へ
10位 [速報]GitHub、マイクロソフトによる買収を正式発表
2018年6月の運営報告
毎月恒例、Publickeyの運営報告です。Google Analyticsによると、2018年6月のページビューは41万3145、ユニークユーザーは17万1803でした。
東京は異例の早さで梅雨明けしましたね。今年の夏は猛暑が続くそうなので、みなさま暑さに気をつけてお過ごしください。
今月も引き続き頑張って更新しますので、ご愛読のほどよろしくおねがいします。
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