Ubuntuが10年間のメンテナンスを約束/Webpackの後継「Turbopack」が登場/PostgreSQLをWebブラウザ上で動かす、ほか。2022年10月の人気記事
円安が続いていますね。個人事業主にとっては年末が事業年度の締めになるので、年内にどれだけ経費を使って何を買おうか思案する時期でもあります。
経費で購入する場合、一括で償却できる金額の上限は30万円なのですが、円安のおかげでPCやデジカメなどいろんなものの値段が上がってしまっていて、ちょっといいモノを買おうとすると微妙に30万円を超えてしまい、「ううーん、どうしよう」と頭を抱えることになります。
というわけで、まあ無理に経費を使わなくてもいいか、と思い始めているところです。
さて、2022年10月の人気記事を紹介していきましょう。
1位から3位
1位 Ubuntuが10年間のメンテナンスを約束「Ubuntu Pro」を発表。個人には5台まで無料提供
2位 [速報]Google Cloud、「Cloud Workstations」発表。セキュアな開発環境一式をマネージドサービスで提供。Google Cloud Next '22
3位 Webpackの後継となる新バンドルツール「Turbopack」が登場。Rust製のネイティブアプリケーションでWebpackの700倍高速に。Next.js Conf 2022
10月はGoogle Cloud Next、Microsoft Igniteを始めとして、Meta Connect、Oracle CloudWorld/JavaOne、そしてNext.js Confなど海外でのイベントが目白押しでした。おかげで夜中に延々とストリーミングを見て記事を書き続けるという生活で、しばらく寝不足が続きました。
そんなイベント群の記事を押しのけて1位になったのがUbuntuの記事。2位にはGoogle Cloud Nextの記事が、3位にNext.js Confの記事が入りました。そしてMicrosoft Igniteの記事はトップ10に1つも入らないという、ちょっと予想外のランキング結果となりました。
4位から6位
4位 PostgreSQLをWebブラウザ上で動かす「Postgres-WASM」、オープンソースで公開。Webブラウザ上のx86仮想マシンで実行、レプリケーションも可能
5位 [速報]BigQueryが非構造化データのサポートを発表。これで構造化データ(RDB)、半構造化データ(JSON)、非構造化データをサポート。Google Cloud Next '22
6位 オープンソースのプラネタリウムソフト「Stellarium」が20年を超える開発期間を経てバージョン1.0に到達
7位から10位
7位 ノーコード開発ツールのGoogle AppSheetがリレーショナルDBを搭載、「AppSheet databases」パブリックプレビュー公開
8位 Google、パスワードレスを実現する「Passkey」の開発者向けサポート開始。Androidデバイス間の同期、Androidを使ってWin/MacでのWebサイトへのログインなど実現
9位 Docker DesktopがWebAssemblyランタイムを統合。コンテナと同様にWebAssemblyイメージを実行可能に
10位 答えが分からないものを模索しながら作り続ける世界に我々は突入した。和田卓人氏による「組織に自動テストを根付かせる戦略」(その1)。ソフトウェア品質シンポジウム2022
2022年10月の運営報告
毎月恒例の運営報告です。Google Analyticsによると2022年10月のページビューは40万5581、ユニークユーザーは18万7037でした。
11月の大きなイベントといえば、11月末に行われるAWS re:Inventでしょう。今回もしっかり夜中にストリーミングを見て記事を書くつもりなので、それまでに睡眠不足を解消しておきたいと思います。11月も頑張って記事を書きますので、ご愛読のほどよろしくおねがいいたします。
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