ノーコード開発ツールのGoogle AppSheetがリレーショナルDBを搭載、「AppSheet databases」パブリックプレビュー公開
Googleのノーコード開発ツール「AppSheet」が新たにビルトインデータベース「AppSheet database」を搭載すると発表されました。パブリックプレビューとして公開されています。
Harness a broad range of data sources and functions with AppSheet applications!
— Google Developers (@googledevs) October 25, 2022
AppSheet database offers endless possibilities for creating business solutions and improving workflows.
Learn morehttps://t.co/0eXA2zEFUa
もともとAppSheetにはデータベース機能がなく、スプレッドシートやデータベースに接続したうえで、そのデータベースを基にアプリケーションを開発し、利用するものでした。
今回、新たにビルトインデータベースとしてAppSheet databasesが搭載されれば、外部データベースに接続しなくともアプリケーションが開発できるようになります。
データベースの列やデータ型、リレーションなどを設定
AppSheet databaseは、まっさらなデータベースを作るところから始めます。
データベースエディタを用いて、列の追加、データ型の設定、テーブルの作成とリレーションの設定などが可能です。作成したデータベースを基にAppSheetのアプリケーション開発ができます。
現時点でAppSheet databasesはユーザー当たり最大で20のデータベースが作れ、1つのデータベース当たり最大で20テーブルまで定義可能。テーブル当たり1万行までのデータが扱えるとのことです。ただしこの制限は正式リリース時には変更される可能性があるとのこと。
今回のAppSheet databaseによるリレーショナルデータベース機能の搭載により、AppSheetだけで完結する業務アプリケーションの開発が可能になると見られます。
AppSheet databaseは既存のユーザーに対して追加料金なしで利用可能と説明されています。
参考:Google、ノーコードで業務用ボットを作る「AppSheet Automation」正式リリース。請求書やレシートを受け取ると、内容を読み取り、承認者へメールなど自動化
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