[速報]「Oracle Cloud Machine」発表。Oracle IaaS/PaaS/DBaaSとまったく同一のソフトウェア構成でプライベートクラウドを従量課金制で提供

2016年3月25日

オラクルは3月23日、米ワシントンDCで「Oracle CloudWorld」を開催。同社がパブリッククラウドとして展開しているOracle Cloudと同一のソフトウェアで構成されたマシン「Oracle Cloud Machine」を発表しました。

Oracle Cloud Machineは、運用をオラクルが行い、料金も従量課金制にすることで、パブリッククラウドと同一のサービスをそのまま顧客のデータセンターで展開する新サービス「Oracle Cloud at Customer」のためのハードウェア。

同社プレジデントのThomas Kurian氏は、プライバシーやセキュリティへの懸念やセンシティブなデータに関する制約のためにクラウドへの移行をとどまっている企業や組織でも、クラウドのメリットを得られると新サービスの利点を強調しました。

Oracle Cloudとまったく同一のソフトウェア構成

同社プレジデントのThomas Kurian氏。

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われわれのOracle Cloudを構成するものとまったく同一のソフトウェア、同一のAPIを備える、これがお客様のデータセンターで実行される。

OracleのIaaSとPaaSがあなたのデータセンターで実現するのだ。

しかもハードウェアを購入するのではなく、サブスクリプションベースで提供される。

Oracle Cloud Machineのハードウェア構成は3種類。標準的なx86サーバにローカルSSD、NAS、10GbE、シスコのスイッチ。

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Oracle Linux、そしてOracle IaaSのソフトウェア、PaaSのソフトウェアなどを搭載している。

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PaaSとしてOracle Database as a Serviceも提供する。開発言語はJavaはもちろん、ほかの言語も利用可能。

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パブリッククラウドと全く同一のソフトウェア構成なので、当然、パブリッククラウドで提供しているカタログやマーケットプレイスで提供されている多数のアプリケーションのVMイメージがそのまま起動できる。

同一の管理ツールで統合的に管理も可能。

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オラクルがフルマネージで提供する。価格もクラウドサービスと同様に従量課金制だ。

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例えば、レギュラーのワークロードはプライベートクラウドで処理し、データをクラウドに常に同期しておいて、ワークロードが不足してきたときにパブリッククラウドのデータベースを起動する、といった使い方もできる。

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Junichi Niino(jniino)
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