組織内でGitを大規模に運用できる「Stash Data Center」正式版を提供開始、アトラシアン
ソースコード管理システム「Git」を大規模に展開できるGitリポジトリ管理ツールの「Stash Data Center」を、アトラシアンが正式版として提供開始しました。日本での提供も同時に行われています。
「Stash」はGitをベースにしたオンプレミス型のソースコード管理ツールで、リポジトリの作成や管理、組織内でのパーミッションの設定などを実現しています。
今回、正式版として提供が開始される「Stash Data Center」はその大規模版で、クラスタリング構成でロードバランシングと冗長化などによって、多数の開発者やビルドサーバなどからの同時アクセスにも対応できるものです。
Stash Data Centerは昨年9月からベータ版が提供されており、今日から日本でも正式版の提供が開始されました。価格は1000ユーザーごとに年間2万4000ドル。
同社はすでに、プロジェクト管理ツールの「JIRA」、コラボレーションツールの「Confluence」のData Center版を提供しており、今回の「Stash Data Center」正式版の提供開始によって主力製品の大規模展開向け製品を揃えたことになります。
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