Windows 7正式版の最速入手日は8月15日。MSDNもしくはTechNet利用者向けに
2009年10月22日から一般発売が開始されるWindows 7ですが、それに先立ち、マイクロソフトの開発者向けサービス「MSDN サブスクリプション」および評価者向けサービス「TechNet Plus サブスクリプション」では、会員向けに8月15日から正式版のダウンロードが開始されるとマイクロソフトから発表されています(参考:Express Yourself : MSDN Subscription における Windows 7 日本語版の提供開始時期発表 (8/15 より))。
どちらのサービスでもWindows 7(日本語版)のダウンロードが開始されるとアナウンスされていますが、MSDN サブスクリプションの方では「Windows MSDN Deluxe Edition」のWindows 7になるとのこと。TechNet Plusのほうでは特にエディションの表記はありませんでした(サービスの性格上、製品版と同じエディションが選べるのではないかと予想します)。
MSDN サブスクリプションは、Windows環境でのソフトウェア開発者向けサービスです。Visual Studioなどの開発ツールやWindows、Windows Server、SQL Serverなどの開発環境のライセンスを入手できます。新規の1年分のもっとも安いもので約10万円から。
TechNet Plusサブスクリプションは、使用期間に制限のないマイクロソフトのソフトウェアを評価目的で利用するためのサービス。WindowsやOffice、Windows Server、SQL Serverなどのサーバ製品も含みますが、開発ツールは含まれていません。シングルユーザーライセンスの年間購読料金が3万9000円から。
企業がWindows 7の導入を検討するために早めに入手したい場合や、顧客対応のために早めに開発環境を最新のものにしておきたい場合などには有効なのではないでしょうか。もちろん、誰よりも早く入手して評価したい、という新しもの好きな人にも。
ちなみに、Windows 7RC(製品候補版)のダウンロードが可能なのは8月20日まで。この日を待たずに正式版が登場、ということになりますね。
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