マイクロソフト、「Xamarin」買収を発表。iOS/Androidネイティブ開発機能をVisual Studioに統合へ
マイクロソフトは「Xamarin」の買収を発表しました。
XamainはVisual Studioを使い、C#でiOSとAndoridのネイティブアプリケーションが開発できるソフトウェアです。
これまでもマイクロソフトはXamarinとの協業によって、Visual StudioでiOS/Androidのモバイルアプリケーション開発では同社のツールとの連係を強めてきました。
マイクロソフトのエグゼクティブバイスプレジデントScott Guthrie氏は自身のブログで次のように書いています。
Microsoft has had a longstanding partnership with Xamarin, and have jointly built Xamarin integration into Visual Studio, Microsoft Azure, Office 365 and our Enterprise Mobility Suite to provide developers with an end-to-end workflow for native, secure apps across platforms.
マイクロソフトはXamarinと長期にわたるパートナーシップを築いてきました。XamarinとVisual Studio、Microsoft Azure、Office 365、そしてEnterprise Mobility Suiteとの統合を行い、全プラットフォームにおけるセキュアでネイティブなアプリケーション開発全体をデベロッパーに提供してきました。
マイクロソフトがXamarinを買収した理由は明らかです。これはVisual StudioとC#をiOSやAndroidの統合開発環境としても優れたものにしていこうというものでしょう。
まだ正式発表はありませんが、XamarinはVisual Studioに統合され、iOSとAndroidのネイティブアプリ対応がマイクロソフトからいずれ発表されることになるのではないでしょうか。
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