JetBrains、AIコーディングエージェント「Junie」を一般公開

2025年4月21日

JetBrainsは、今までアーリーアクセス版として提供していたAIコーディングエージェント「Junie」を一般公開し、同社が提供するIDEの全ユーザーが利用可能になったことを発表しました

Junieが一般公開

JetBrainsは、コードの補完やプロンプトによるコード生成などを行うコーディングアシスタントの「JetBrains AI Assistant」と、自律的にコードの生成や修正、テスト作成などを行うコーディングエージェントの「Junie」の2つを、主に同社のIDEと統合されたAI機能として提供しています。

Junieは今年(2025年)2月にJetBrainsから発表され、アーリーアクセス版として提供されてきました。

参考:JetBrainsも自律的にコーディングを行うAIエージェント「Junie」を発表

JunieはReadmeなどを読んで自律的にコードを生成可能

Junieは、既存のコードの文脈や構造、ロジックなどを理解し、またプロジェクト内のコードやREADMEなどを調査した上でコードを生成することができ、コード生成時には指定されたコーディングガイドラインに従うことができます。

アプリケーションのコードを生成する際には実装プランを提示、確認の上で生成し、テストも生成して実行するなど、自律的なコーディングが可能です。

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Junieの一般公開により、現時点でIntelliJ IDEA Ultimate、PyCharm Pro、WebStorm、GoLandを利用するすべてのユーザーが利用可能になっています。

また、これまで分かれていたJetBrains AI AssitantとJunieの料金が一本化されました(価格表)。

Junieは間もなくPhpStorm、RustRover、RubyMineでもサポートされる予定です。

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Junichi Niino(jniino)
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