JetBrains、AIコーディングエージェント「Junie」を一般公開
JetBrainsは、今までアーリーアクセス版として提供していたAIコーディングエージェント「Junie」を一般公開し、同社が提供するIDEの全ユーザーが利用可能になったことを発表しました。
JetBrainsは、コードの補完やプロンプトによるコード生成などを行うコーディングアシスタントの「JetBrains AI Assistant」と、自律的にコードの生成や修正、テスト作成などを行うコーディングエージェントの「Junie」の2つを、主に同社のIDEと統合されたAI機能として提供しています。
Junieは今年(2025年)2月にJetBrainsから発表され、アーリーアクセス版として提供されてきました。
参考:JetBrainsも自律的にコーディングを行うAIエージェント「Junie」を発表
JunieはReadmeなどを読んで自律的にコードを生成可能
Junieは、既存のコードの文脈や構造、ロジックなどを理解し、またプロジェクト内のコードやREADMEなどを調査した上でコードを生成することができ、コード生成時には指定されたコーディングガイドラインに従うことができます。
アプリケーションのコードを生成する際には実装プランを提示、確認の上で生成し、テストも生成して実行するなど、自律的なコーディングが可能です。

Junieの一般公開により、現時点でIntelliJ IDEA Ultimate、PyCharm Pro、WebStorm、GoLandを利用するすべてのユーザーが利用可能になっています。
また、これまで分かれていたJetBrains AI AssitantとJunieの料金が一本化されました(価格表)。
Junieは間もなくPhpStorm、RustRover、RubyMineでもサポートされる予定です。
You’ve got big ideas. Junie is here to make them real.
— JetBrains (@jetbrains) April 16, 2025
Junie, your coding agent, is now available for JetBrains IDEs users!
Try it now: https://t.co/CzhQvhD9WM pic.twitter.com/x0C2TTJNnF