国内のIaaS/PaaSクラウドサービス市場は2024年からの4年で約2倍の4兆4900億円規模に。矢野経済研究所
矢野経済研究所は国内のクラウド基盤サービス(IaaS/PaaS)市場に関する調査結果を発表しました。
発表によると、2024年のIaaS/PaaS市場規模は売上高で2兆2800億円、これが4年後の2028年には4兆4900億円規模になると予測されています。

同社は、業務システムのクラウドマイグレーション案件がIaaS/PaaS市場の成長の牽引役であると分析しています。
近年は、基幹系システムのクラウド移行に検討や着手をする企業が増加傾向にあり、クラウド基盤上で稼働するシステムやデータ量が増加。そしてクラウドは従量課金であり、システムやデータ量の増加は利用料金の増加に直結することから、市場拡大の一因になるとしています。
また今後、クラウド基盤はセキュリティや可用性の向上、そしてITベンダのクラウドインテグレーションサービスの強化を背景に、基幹システムのクラウド移行が加速することでIaaS/PaaS市場は順調に拡大し、2028年には4兆4900億円に達すると予測されています。
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