クラウドインフラのシェア、Google Cloudがやや上昇するもAWSが33%で依然トップ、2位Azureの20%は変わらず。Canalysによる2024年第4四半期の調査結果
調査会社のCanalysは、2024年第4四半期におけるグローバルなクラウドインフラ市場に関する調査結果を発表しました。
同社はIaaSとベアメタル、プラットフォームサービスを総合してクラウドインフラ市場としています。
クラウドインフラのグローバルな市場規模は過去1年で20%成長。シェアトップはAWSで33%、2位はMicrosoft Azureで20%と上位2社は前四半期(2024年第3四半期)と変わらかなったものの、3位のGoogle Cloudが前四半期より1ポイント上昇して11%となりました。
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マイクロソフトは毎年第1四半期にシェアを上昇させる傾向があるため、次の2025年第1四半期にはAWSとの差をやや詰める可能性があります。
AIの拡大がクラウド市場成長の原動力に
Canalysによると、クラウドインフラ市場の現在の成長はAIモデルの拡大がクラウドの採用を大幅に増加させたことが原動力になっていると分析しています。
ハイパースケーラーと呼ばれるクラウド大手各社は2025年にクラウドとAIインフラの投資をさらに拡大する計画によって、AI市場における需要増に対応するだろうと予想されており、Canalysは2025年を通じてクラウドインフラ市場は19%の成長を見せると予測しています。