GitHub Copilot ChatがXcodeで利用可能に「GitHub Copilot for Xcode Chat」、マイクロソフトがパブリックプレビュー公開
マイクロソフトは、GitHub Copilot ChatをAppleの開発環境であるXcodeで利用可能にする「GitHub Copilot for Xcode Chat」をパブリックプレビューとして公開しました。
GitHub Copilot Chatは、生成AIによってコーディング支援を行うGitHub Copilotに対してチャットを用いて指示をし、コードの生成や変更、質問などを行える機能です。
マイクロソフトは昨年(2024年)11月、XcodeでGitHub Copilotを利用可能にするXcodeの拡張機能である「GitHub Copilot for Xcode」をパブリックプレビューとして公開しています。
参考:GitHub CopilotがAppleのXcodeに対応。「GitHub Copilot for Xcode」パブリックプレビュー
今回のGitHub Copilot for Xcode Chatは、このGitHub Copilot for Xcodeのアップデートにより利用可能となったものです。
GitHub Copilotのアプリケーションメニューから「Open Chat」を選択することで、GitHub Copilot Chatが利用可能になります。あるいは、Xcodeのメニューからも「Editor -> GitHub Copilot -> Open Chat」が選択可能です。
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Xcodeの画面右側のペインが開いて、チャットによるやり取りができるようになります。
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対応環境を広げるGitHub Copilot
GitHub CopilotはVisual Studio Code、Visual Studioなどのマイクロソフトの開発環境に加え、JetBrains IDEs、Neovim、Xcodeなどの開発環境に対応しており、今月(2025年2月)にはEclipseへの対応も発表されました。
参考:マイクロソフト、「Copilot for Eclipse」をパブリックプレビュー公開
さらに、あらゆるコードエディタに対してGitHub Copilotを利用可能にする「Copilot Language Server SDK」も公開されました。
マイクロソフトはGitHub Copilotをあらゆる開発環境において提供する体制を整えようとしていると言えるでしょう。
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