Figmaで作ったデザインが自動的に生成AIでWebアプリに。「Bolt.new」がFigmaインポートに対応

2025年3月25日

AIにフルスタックアプリの生成を指示できるサービス「Bolt.new」を提供するStackBlitzは、Bolt.newの新機能としてFigmaで作ったデザインのインポートに対応したと発表しました。

Figmaで作成した画面デザインをBolt.newへインポート可能に

これまでBolt.newでは生成AIに指示すると画面デザインも含めてフルスタックアプリケーションが生成されていました。

今回発表された新機能は、この画面デザインがFigmaからインポート可能になるというものです。これによりデザイナーがFigmaで作った画面デザインがピクセルパーフェクトでそのまま生成AIによってフルスタックアプリケーションに変換できるようになります。

Figmaのデザインをコードに変換する部分は「Anima」を利用しており、今回の新機能はBolt.newとAnimaの協業によって実現されたものだと説明されています。

Webブラウザ上でNode.js環境を提供するBolt.new

Bolt.newはWebブラウザ上でAIにWebアプリの生成やデバッグを指示できるサービスです。

Webブラウザ上にはWebAssemblyを用いたNode.js環境が構築されているため、生成されたWebアプリケーションは、そのままWebブラウザ上に構築されたNode.js環境の上で実行することができます。

また、その開発環境で生じたエラーメッセージなどについても自動的に生成AIが認識するため、人間がエラーメッセージをコピー&ペーストする必要もなく、速やかにエラーへの対処を指示できます。

例えば生成AIに「build a todo in react using tailwind」(ReactとTailwindを使ってToDoアプリを開発せよ)と指示すれば、フロントエンドからバックエンドまで揃ったWebアプリケーションが生成されます。

下記の画面は、Bolt.newの画面の左ペインで生成AIへの指示と経過が示されており、右メインには生成AIにより生成されたファイルとコードが示されています。

bolt.newを試したところ

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Junichi Niino(jniino)
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