Dockerfileの最適化やエラーの原因などの質問に答える「Docker AI Agent」ベータ公開、Docker Desktopで利用可能に

2025年2月18日

Docker社は、開発者がDockerに関する課題に直面したときの質問などに答えてくれる「Docker AI Agent」(プロジェクト名:Gordon)をベータ公開したと発表しました

Docker AI Agentは2月5日にリリースされたDocker Desktop 4.38にサインインした全ユーザーに順次提供されていく予定だと説明されており、Dockerを始めるとき、既存のDockerfileやComposeファイルを最適化するとき、Dockerテクノロジー全般を理解するときなど、Dockerに関連する質問や疑問などに答えてくれます。

下記の画面のように、Docker Desktopのメニューから「Ask Gordon」を選択すると、チャットでGordon(Docker AI Agent)に自由に質問が可能です。

fig

また、コンテナ管理やDocker特有のトラブルシューティングなどの場面では、リアルタイムにカスタマイズされたガイダンスが提供されると説明されています。

ちなみにGordonのバックエンドはDocker社のサーバ上で稼働しており、クライアントがDocker Desktop上にあるという構成とのことです。

現在、多くのソフトウェアやサービスにおいて、その使い方などを説明するためのヘルプやドキュメントが提供されています。しかし今後はこのGordonのように、AIサービスが使い方の指南やアドバイス、エラー発生時のトラブルシュートを支援してくれるようになっていくのではないでしょうか。

あわせて読みたい

Docker コンテナ型仮想化 機械学習・AI




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本