ChatGPT、ローカルマシン上のXcodeやVSCodeのコードを読み込み、直接編集してプログラムを作成可能に。Mac版の新機能として
OpenAIは、Macのデスクトップ環境に対応した「ChatGTP for Mac」が、XcodeやVisual Studio Code(VSCode)のコードを読み込み、直接編集してプログラムの変更や作成を行える新機能を明らかにしました。
下記は公開されたデモ動画からの画面キャプチャです。
ChatGPT for Macの新機能を使うには、Xcodeを開きつつ、「Option+Space」を押すか、ChatGPTメニューバーアイコンをクリックしてChatGPTチャットバーを開きます。
ここでプロンプトを入力すると、ChatGPTがXcodeで開いているコードを読み込み、プロンプトの内容に従ってコードの編集や作成を開始します。

編集内容がChatGPTのチャットバー画面内でDiffとして表示されます。了解すれば、ChatGPTがXcode内のコードに反映されます。

VSCodeに対しても同様に、VSCodeを開いた状態でChatGPTチャットバーからプロンプトを入力することで、ChatGPTがVSCode内のコードを読み込んでプログラミングを指示できます。

ChatGPTが作成したコードがChatGPTのチャットバー画面内でDiffとして表示され、了解すればVSCode上のコードにも反映されます。

これまで、AIによるコーディング機能はGitHub Copilotなどに代表されるように、コードエディタ側にAI機能を統合することで実現されてきました。
しかし先日、Anthropicが同社のAIモデルであるClaudeにコーディング機能を持たせたClaude Codeを発表。そして今回、OpenAIもGPTにコーディング機能を持たせるなど、新たにAIモデル側にコーディング機能を持たせる発表が続いています。
ChatGPT for macOS can now edit code directly in IDEs. Available to Plus, Pro, and Team users. pic.twitter.com/WPB2RMP0tj
— OpenAI Developers (@OpenAIDevs) March 6, 2025