Bunのバンドル処理がMacで60%高速化。Webサーバ機能ではホットリロードによりコード変更が自動的に反映

2025年3月5日

JavaScriptランタイムのBunは、最近のアップデートでバンドラ機能の高速化やホットリロード機能を備えたWebサーバなどの新機能などが追加されました。

ホットリロードによるフロントエンド開発支援

先月(2025年2月)22日に公開されたBun v1.2.3では、フロントエンド開発に便利なホットリロード機能がWebサーバ機能(Bun.serve())に搭載されました

ホットリロードにより、BunのWebサーバ機能で表示しているWebページのコードを変更すると、自動的にその変更がWebページの表示に反映されます。

これによりフロントエンド開発が便利に行えるようになります。

またWebサーバ機能にルーティング機能が組み込まれました。これにより、フロントエンドとバックエンドのコードを1つのBunのWebサーバで実行できるようになります。

バンドラ機能がmacOSで最大60%向上

2月26日にリリースされたBun v1.2.4では、バンドル処理を行うバンドラ機能(Bun.build)が高速化されました。

これはWindowsとmacOSにおいてビルド処理のファイル操作のために専用のI/Oスレッドプールを使うようになったことによる向上だと説明されています。

論理CPUが3以上のWindowsとmacOSでは自動的に有効となり、特にmacOSでは最大60%の性能向上が見られるとのことです。

その他、新バージョンの細かい機能追加やバグフィクスについては、それぞれのリリースノートをご参照ください(Bun v1.2.3Bun v1.2.4)。

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