今日3月31日は「世界バックアップデー」、バックアップとリストアについて見直してみては?
今日3月31日は、マルウェアやハードウェアの故障、人為的なミスなどからのデータ保護の必要性を喚起する「World Backup Day」(世界バックアップデー)です。
世界バックアップデーは、いくつかのバックアップ製品やサービスを提供しているベンダが推進する日なのですが、普段は見過ごされがちなデータのバックアップについて再認識するのに、こうした日を活用するのは悪くない試みではないかと思います。
過去にPublickeyではバックアップに失敗したことで悲惨な結果となった事象についていくつか記事にしてきました。
- GitLab.comが操作ミスで本番データベース喪失。5つあったはずのバックアップ手段は役立たず、頼みの綱は6時間前に偶然取ったスナップショット
- アトラシアン、JiraやConfluenceのサービス障害が1週間以上続く。原因は、保守スクリプトの実行ミスによるユーザーデータの消去。消去データのリストアに想定外の手間
- 国内でもクラウド障害、復旧見通し立たず。NTTPCコミュニケーションズ
個人のデバイスから企業の基幹システムまで、あらゆるシステムにとって定期的バックアップは設定されてしかるべきものですが、実際にバックアップを取り、きちんとリストアされるところまで確認されていることは、実は珍しいことであったりします。
この機会に、バックアップとリストアの確認をされてみてはいかがでしょうか?
あわせて読みたい
シェルでコンテナの実行や操作ができる「Dagger Shell」、Docker創始者らによるDagger社からオープンソースで登場
≪前の記事
国内のIaaS/PaaSクラウドサービス市場は2024年からの4年で約2倍の4兆4900億円規模に。矢野経済研究所