年頭のご挨拶:2025年のPublickeyも、読者が安心して記事を読めるように適切な広告だけを掲載します

2025年1月6日

新年明けましておめでとうございます。本年もPublickeyをどうぞよろしくおねがいいたします。

さて、昨年(2024年)6月にPublickeyの広告掲載方針として「読者が安心して記事を読めるように、Publickeyでは適切な広告だけを掲載しています」という記事を公開したところ、大変多くの賛同や支持をいただきました。

おかげでメディアとしてこのような広告運営に関する方針を明らかにすることが大事であることを認識できました。

2025年の最初の記事として、Publickeyは今年もこの広告掲載の方針を変えることなく、不快な画像の広告や誤クリックを誘うような邪魔な広告、さらには詐欺サイトへ誘導するような広告などが掲載されないように運営していくことをご報告させていただきます。

具体的には以下の方針の下で広告を掲載していきます。

  • バナー広告とテキスト広告は、Publickeyが受注し確認されたものだけが掲載されます。
  • バナー広告やテキスト広告の掲載位置は、つねに記事の周囲にある広告枠に限られます。
  • アドネットワークなどは採用せず受注のない広告枠は閉じるため、運営者が意図しない広告が掲載されることはありません。
  • ただし、検索機能にGoogleが提供するサイトサーチ機能を利用しているため、検索機能を利用した場合には、検索結果内にアドネットワークを用いたテキスト広告が表示される可能性があります(独自の検索機能への置き換えを予定していましたが、レンタルサーバの技術的な課題により残念ながら延期中です)。
  • タイアップ記事広告もすべてPublickeyが受注し、運営者が執筆したもの、もしくは内容を確認したものだけが掲載されます。
  • タイアップ記事広告のタイトルには[PR]の文字が追加され、読者に広告であることが明示されます。
  • タイアップ記事の末尾には広告主の名前が明示されます。

Publickeyはこのようにして、読者が安心して記事を読める環境と、広告主が安心して広告掲載できる環境を作っています。

もしも読者のなかでアドブロック機能を利用している方がおられましたら、Pubickeyを外していただけると幸いです。

安心して読めるWebサイトが増えますように

Publickeyでの昨年(2024年)の売り上げは約1400万円(バナーやその他約560万円、タイアップ約840万円)となりました。記事が読みにくくなるほど画面に広告を並べたり、不愉快な画像や詐欺まがいの内容の広告を表示させたりしなくても、個人で運営しているWebサイトとしては十分な売り上げを作れたと思います。

もちろんこうした広告の運営方針を全てのWebサイトが実現できるわけではないとは思います(私も会社員時代はWebサイトの事業責任者として仕事をしていたので困難さはよく分かります。だからこそ、今のような運営をしたいがために個人事業主になってそれを実現させているのです)。

しかしPublickeyのように、小規模だけれども長期にわたってうまく運営できているWebサイトもあるのだという実績を見ていただき、それがいろんなメディアへの刺激となって、2025年には安心して読めるWebサイトがもっと増えるようになるとよいなと思います。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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