Windows TerminalがSixel画像表示をサポート。ターミナル画面内で精細なグラフなど表示可能に

2024年8月30日

マイクロソフトはオープンソースで開発しているWindows Terminalのバージョン1.22プレビュー版を公開しました

本バージョンではSixel画像がサポートされました。

Sixel画像とはターミナル内にエスケープシーケンスによって画像を表示するフォーマットとして、かつてDEC(Digital Equipment Corporation)のターミナルでサポートされていました。

Sixel画像形式を用いることで、下記のようにターミナル画面内でグラフィックを表示することが可能になります。Windows TerminalでSixel画像を表示するには、画像をSixel形式にエンコードする「libsixel」もしくは「chafa」のツールが必要となります。

Windows TerminalがSixel画像表示をサポート

そのほか本バージョンではUnicodeの書記素クラスタのサポート、定型文やよく使うコードなどをスニペットとして登録し、すぐ使えるように表示できるスニペットペインなどの新機能も追加されています。

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また、本バージョンのプレビュー公開と同時にWindows Terminal 1.21が安定版となりました。

Windows Terminal 1.21ではIMEの統合が全面的に書き直されており、ターミナルでのユーザーインターフェイスが改善されています。

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