Windows 11、デフォルトでTarファイルの作成が可能に。これでWindowsはTarファイルの解凍と作成の両方に対応へ
次のWindows 11の大型アップデートで、Tarファイルの作成にデフォルトで対応予定であることが明らかになりました。
現在開発中のWindows 11β版で、ファイルエクスプローラーのコンテキストメニューにTarファイルに圧縮するメニューが追加されると、同社のブログ「Announcing Windows 11 Insider Preview Build 22635.3640 (Beta Channel)」で発表されました。
Tarファイルは複数のファイルを1つにまとめることができるファイル形式です。Tarという名称は磁気テープにデータを保存する「テープアーカイブ」(Tape Archive)から由来することからも分かるとおり、古くからUNIXでよく使われてきました。現在でもLinuxでよく使われています。
Windows 11はすでに最新版でTarファイルの解凍に対応しており、次回の大型アップデートでTarファイルの作成に対応することで、デフォルトでTarファイルの読み書きができるようになります。
上記の画面で分かる通り、次の大型アップデートでは、Tarだけでなく7-zip形式への圧縮もサポートされる予定です。
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