VSCodeへ「Hey Code!」と呼びかけ、Copilot Chatが起動する新機能。2024年1月のアップデート
コードエディタのVisual Studio Code(以下、VSCode)は2024年1月のアップデートで、「Hey Code!」と音声で呼びかけると、Copilot Chatが起動する新機能が追加されたことが明らかになりました。
The January release of @code is here! Check out what's new:
— Visual Studio Code (@code) February 1, 2024
Per-window zoom levels
"Hey Code" voice command
Triggered breakpoints
... & much more!
Release notes: https://t.co/ourbLiwakw
Download: https://t.co/1CSkQpMbwd pic.twitter.com/aNNBH9IDoC
この音声認識機能はローカルマシンで処理され、データがいずれかのサーバに送られることはないと説明されています。
下記はデモ動画から。VSCodeのインラインのチャット機能を有効にしたうえで、エディタ画面で「Hey Code!」と呼びかけると、カーソルの位置に「I'm listening.」とCopilot Chatの起動が示されています。
この状態で、さらに音声で話しかけると音声認識によりコマンドが入力され、Copilot Chatが処理してくれます。
この音声認識機能は、設定「accessibility.voice.keywordActivation」を有効にし、拡張機能の「VS Code Speech」と「GitHub Copilot Chat」を導入することで利用可能になります。
そのほか2024年1月のアップデートでは、GitHub Copilotのアップデート、マークダウンのペーストにおけるリンクや動画、音声などのサポート、ウィンドウごとの独立したズームのサポート、Diffエディタでの複数ファイル対応、特定のブレークポイントが発動すると起動する「トリガードブレイクポイント」などの新機能が追加されています。
Excited about a new debug feature in @code for all languages: Triggered Breakpoints! Triggered breakpoints are activated only when another breakpoint gets hit.
— Connor Peet (@ConnorPeet) January 11, 2024
Really useful when looking for that one bug in code with lots of events or loops: pic.twitter.com/E5Tt7gYUDk
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GitHubは2022年に、今回のプロトタイプとも言える機能をプレビュー公開していました。
日本語での音声入力も可能になりました。
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