VSCodeへ「Hey Code!」と呼びかけ、Copilot Chatが起動する新機能。2024年1月のアップデート

2024年2月2日

コードエディタのVisual Studio Code(以下、VSCode)は2024年1月のアップデートで、「Hey Code!」と音声で呼びかけると、Copilot Chatが起動する新機能が追加されたことが明らかになりました

この音声認識機能はローカルマシンで処理され、データがいずれかのサーバに送られることはないと説明されています。

下記はデモ動画から。VSCodeのインラインのチャット機能を有効にしたうえで、エディタ画面で「Hey Code!」と呼びかけると、カーソルの位置に「I'm listening.」とCopilot Chatの起動が示されています。

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この状態で、さらに音声で話しかけると音声認識によりコマンドが入力され、Copilot Chatが処理してくれます。

この音声認識機能は、設定「accessibility.voice.keywordActivation」を有効にし、拡張機能の「VS Code Speech」と「GitHub Copilot Chat」を導入することで利用可能になります。

そのほか2024年1月のアップデートでは、GitHub Copilotのアップデート、マークダウンのペーストにおけるリンクや動画、音声などのサポート、ウィンドウごとの独立したズームのサポート、Diffエディタでの複数ファイル対応、特定のブレークポイントが発動すると起動する「トリガードブレイクポイント」などの新機能が追加されています。

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GitHubは2022年に、今回のプロトタイプとも言える機能をプレビュー公開していました。

日本語での音声入力も可能になりました。

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