VSCodeで日本語の音声入力が可能に、Copilotがコードに合った変数名を提案など新機能。2024年2月のアップデート

2024年3月6日

コードエディタのVisual Studio Code(以下、VSCode)は2024年2月のアップデートで、音声入力やCopilotによる変数名の提案などの新機能が追加されました。

VSCodeで日本語の音声入力が可能に

音声入力機能は、拡張機能の「VS Code Speech」を組み込むことで可能になります。音声認識は26種類の言語をサポートしており、日本語もサポート対象です。

拡張機能を組み込み、メニューの「ファイル」→「ユーザー設定」→「設定」で設定画面を表示し、「voice:」と入力して出てくる拡張機能の設定で日本語を選択すると、日本語を認識できるようになります。

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Windowsでは「Ctrl-Alt-V」を押すとカーソル位置にマイクが表示され、音声で入力が可能になります。下記は実際に試してみたところです。

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簡単に試しただけですが、普通の会話はほぼ問題なく認識して入力してくれました。ただコードを書く場面での日本語での入力はコメントくらいしか使い道が思いつきませんね。

VSCodeは先月(2024年1月)のアップデートで、AI機能のCopilotと音声で対話できる機能が追加されています。今回、音声入力機能が加わったことで、音声でコーディングする機能がさらに拡大したことになります。

参考:VSCodeへ「Hey Code!」と呼びかけ、Copilot Chatが起動する新機能。2024年1月のアップデート

Copilotがコードを基に関数名や変数名を提案してくれる

VSCodeと連係するAIアシスタントのGitHub Copilotの新機能として、コード中の関数名や変数名などシンボルの名前を変更する際に、GitHub Copilotがコードを理解した上で新たな名前を提案してくれる「Rename suggestions」が追加されました。

下記はデモ動画からの画面キャプチャです。「myFunction」という関数名を変更しようとしたところ、GitHub Copilotがいくつかの名前を提案してくれています。

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マルチカーソルでの同時インライン補完など

マルチカーソルを利用中にインラインでの同時補完など、多くの新機能が追加されています。

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その他の新機能などについては、ブログ「Visual Studio Code February 2024」をご覧ください。

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