Rust製の高速エディタ「Zed」、AIによるコーディング支援機能「Zed AI」発表。ローンチ期間は無料で利用可能
Rust製の高速エディタとしてmacOSとLinuxに対応する「Zed」エディタが、AIによるコーディング支援機能「Zed AI」を発表しました。
Zed AIはチャットAIサービス「Claude」で知られるAnthropicとの協業により「Claude 3.5 Sonnet」を用いて構築されており、ローンチ期間中は無料で利用可能となっています。
Introducing Zed AI, in collaboration with @anthropicAI.
— Zed (@zeddotdev) August 20, 2024
Zed AI brings LLMs directly into your editor with an extensible, text-centric approach.
We're also piloting @anthropicAI's new Fast Edit mode for Claude 3.5 Sonnet with a small set of Zed users.https://t.co/ViaKDNMAEH pic.twitter.com/Ls1xH44HE3
Zed AIは、エディタの右側のアシスタントパネルでのチャットAIとの対話と、コードエディタ内やターミナル画面でのインライン変換機能の2つの機能を提供します。
アシスタントパネルでは、AIにコーディングに関する質問をチャットで行い、答えを得ることができます。その上、単にチャットだけでなく、このアシスタントパネル内でスラッシュ(/)から始まるコマンドを使ってファイルを読み込んでコードを参照したり、エディットしたり、さまざまな作業ができます。
コードエディタ内でもCtrl+EnterでAIへのプロンプト入力モードに切り替えて、プロンプトを入力すると、その結果をそのままコードエディタ内で追加できます(ターミナル画面でも結果をそのままコマンドラインとして実行可能です)。
Zed AIはデフォルトで提供されているClaude 3.5 Sonnetを基盤としたAIサービスだけでなく、GitHub Copilot Chat、Google AI、Ollama、OpenAI、Anthropicの各AIサービスをサポートしています。
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