PostgreSQLのセキュリティや可用性などを企業向けに強化した「Charmed PostgreSQL」、Canonicalが正式リリース

2024年7月18日

Ubuntuの提供元として知られるCanonicalは、企業向けにPostgreSQLのセキュリティや可用性などを強化した「Charmed PostgreSQL」の正式リリースを発表しました

Charmed PostgreSQLはCanonicalが最大10年のセキュリティメンテナンスやサポートの提供を行うことに加えて、PostgreSQL自体にも次のように機能強化や可用性の強化が行われています。

高可用性
レプリケーション機能の搭載と自動フェイルオーバー機能

高信頼性
ステートマシンベースの自動化された自己回復機能

自動更新
自動更新機能によりメンテンナンス時に最少のダウンタイムに抑える

マルチクラウド対応
プライベートクラウドとパブリッククラウドの両方に対応した自動デプロイ機能

オブザーバビリティ
出荷時からPrometheus、Loki、Grafanaによるオブザーバビリティと通知機能を搭載

Charmed PostgreSQLはユーザー自身による運用を行いつつCanonicalのサポート、コンサルティング、トレーニングを利用するケースと、Canonicalに運用を任せるマネージドサービスの両方が利用可能です。

Charmed PostgreSQLのセキュリティとサポートは、Ubuntu Proサブスクリプションで購入可能。サブスクリプションの単位はノードごとのため、ユーザーはわかりやすく合理的な料金で利用することができるとされています。

あわせて読みたい

PostgreSQL RDB データベース 運用・監視




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本