Deno、コンパイルで生成される実行ファイルが最大半分にまで軽量化。Deno 1.41リリースで

2024年3月1日

JavaScriptランタイムのDenoの最新版「Deno 1.41」が2月21日にリリースされ、「deno compile」で単一ファイルとして生成されるアプリケーションの実行ファイルが最大で50%まで小さくなると発表されました

Denoにはアプリケーションごとコンパイルして単一の実行ファイルが生成できる「Deno Compile」機能があります。

Deno Compileで生成されたバイナリはそのままOS上で実行できるため、Denoのインストールなどの手間なく簡単にDenoアプリケーションをデプロイできます。

今回のDeno 1.41では、このDeno Compileで生成されるバイナリが最大で50%まで軽量化されるというものです。

具体的には、AppleシリコンのMacで簡単な“Hello world”のプログラムをコンパイルするとDeno 1.40では116MBのバイナリが生成されますが、Deno 1.41では58MBになったと説明されています

Deno 1.41ではそのほかに、Linux ARM64のサポート、バグフィクスなどによるNode.jsとの互換性向上、コード補完などのためのLanguage Serverの安定性向上などの改善が行われています。

あわせて読みたい

JavaScript プログラミング言語 Deno




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本