AWS、WebアプリからAmazon S3にアクセスできるUIコンポーネント「Storage Browser for S3」正式リリース

2024年12月3日

Amazon Web Services(AWS)は、Webアプリケーションに追加することでAWSのオブジェクトストレージであるAmazon S3に簡単にアクセスできるUIコンポーネント「Storage Browser for S3」が正式版となったことを発表しました

Storage Browser for S3

Webアプリケーションに追加することで、許可されたエンドユーザーが権限に基づいてAmazon S3のデータに対してブラウズ、アップロード、ダウンロード、コピー、削除などの処理ができるようになります。

Storage Browser for S3「Storage Browser for S3」のデモ画面から。フォルダの作成やデータのダウンロード、アップロードなどが可能

Storage Browser for Amazon S3はオープンソースとして提供されており、AWSを基盤としたWebアプリケーション開発のためのフレームワーク「AWS Amplify」のUIライブラリ「Amplify UI」のReactコンポーネントとして提供されます。

9月に公開されたアルファ版に対して今回の正式版では、ファイル名に基づいたデータ検索、アクセス可能なデータのコピーと削除が可能になりました。また、アップロードされるデータのチェックサムを計算し、チェックサムに合わないデータのアップロードがブロックされるようになりました。

AWSは日本時間の本日(2024年12月3日)から、米ラスベガスで年次イベント「AWS re:Invent 2024」を開催します。すでに開催に向けて多くの発表が行われており、Publickeyでは今年もそれらの情報をいち早くお届けする予定です。

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Junichi Niino(jniino)
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