AWS、コンソールの操作をコードに変換してくれる「AWS Console-to-Code」正式リリース
Amazon Web Services(AWS)は、AWSコンソールでの操作をコードに変換してくれる「AWS Console-to-Code」の正式リリースを発表しました。
AWSコンソールの操作をコードに変換
AWS Console-to-Codeを利用することでAWSコンソールで操作した内容を記録し、コマンドラインで実行できるコードを生成してくれます。さらに生成AIのAmazon Qによって数クリックで AWS CloudFormationのテンプレートやAWS Cloud Development Kit(AWS CDK)を用いたTypeScriptやPython、Javaコードも生成されます。
これによりAWSコンソールでの操作を保存しておいて確実に再現できるだけでなく、コードをカスタマイズして別の環境で再利用することなどが容易になります。
また、コマンドラインから操作する際の学習やAWS CDKを用いたコードのプロトタイピングなどにも役立つでしょう。
現時点ではAmazon EC2、Amazon RDS、Amazon VPCに対応
ただし現時点で対応するAWSのサービスは、Amazon EC2、Amazon Relational Database Service(RDS)、Amazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)の3つです。
下記は「Convert AWS console actions to reusable code with AWS Console-to-Code, now generally available」からの引用です。
AWS Console-to-Codeの利用はAmazon EC2コンソールの右側にある「AWS Console-to-Codeウィジェット」をクリックし、画面下にある「Start recording」をクリックすると操作の記録を開始します。
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