[速報]マイクロソフト、独自Armプロセッサ「Cobalt」を用いた仮想マシンをAzureでプレビュー公開開始
マイクロソフトは、日本時間5月22日未明から開催中のイベント「Microsoft Build 2024」で、同社の独自Armプロセッサ「Azure Cobalt 100」を用いた仮想マシンをAzureでプレビュー公開すると発表しました。
マイクロソフトは昨年(2023年)11月に、クラウド向けに最適化したArmベースの独自設計プロセッサとして「Azure Cobalt 100」を発表していました。
参考:[速報]マイクロソフト、Armベースのクラウド向け独自プロセッサ「Microsoft Azure Cobalt」発表。高い電力効率を提供。Ignite 2023
Azure Cobalt 100ベースの仮想マシンは、以下の3つのシリーズが提供されます。
Dpsv6シリーズ:最大96 vCPUs/384 GiBsメモリ(4:1 memory-to-vCPU ratio)
Dplsv6シリーズ: 最大96 vCPUs/192 GiBsメモリ (2:1 memory-to-vCPU ratio)
Epsv6シリーズ:最大96 vCPUs/672 GiBsメモリ(up to 8:1 memory-to-vCPU ratio)
対応するOSとしてCanonical Ubuntu、CentOS、Debian、Red Hat Enterprise Linux、SUSE Enterprise Linux、Alma Linux、Azure Linux (via AKS)、Flatcar Linuxなど主要なLinuxディストリビューションが揃っています。
プレビュー期間中は、米中央、米東、米東2、米西2、北ヨーロッパ、西ヨーロッパ、東南アジアのリージョンで提供され、利用料は無料となっています。
Microsoft Build 2024
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