さくらインターネット、生成AI向けクラウドサービス「高火力 PHY(ファイ)」提供開始。NVIDIA H100を8基搭載、200GbE×4本接続可能なベアメタルサーバ
さくらインターネットは、生成AI向けクラウドサービス「高火力」の第一弾として、ベアメタルシリーズ「高火力 PHY(ファイ)」を2024年1月31日より提供開始すると発表しました。
同社は昨年(2023年)6月に経済産業省から、経済安全保障推進法に基づく特定重要物資である「クラウドプログラム」の供給確保計画に関する認定を受けました。同社はこれにより生成AI向けのクラウドサービスに3年間で130億円の投資をすると発表しています。
今回提供が開始される「高火力」クラウドサービスは、その供給確保計画に基づくものとされています。
提供されるサーバのスペックは、CPUがインテルXeon Platinum 8480+を2基(合計112コア)搭載し、メモリ容量は2TB、ローカルストレージはOS用が400GBのNVMe SSDが2枚でRAID1構成、非OS用が7.68TBのNVMe SSDが4枚。
GPUとしてNVIDIA H100 SXM 80GBを8基搭載し、インターコネクト用に200GbEを4つ接続可能となっています。
OSはUbuntu Server 22.04 LTS。
費用は最低2カ月の利用で1カ月当たり304万6120円。1年コミットで月額174万1508円など。
あわせて読みたい
Dockerのビルドが最大40倍高速になる「Docker Build Cloud」提供開始。Appleシリコン/AWS Graviton用のビルドにも対応
≪前の記事
ソフトウェアに関わる人が知っておくといいかもしれない法則10個