開発者は給与より仕事のやりやすさを望む、開発チームが使うツール数は6~10程度が最多など、GitLabの調査結果
GitLabは全世界5315人のIT関係者のアンケートによる調査結果「2024 Global DevSecOps Report」を発表しました。
回答者の国別の内訳は米国が44%、ドイツが12%、英国(UK)が7%、カナダも7%、フランスが6%、日本が4%などとなっており、職位別ではトップ経営層(Cレベル)が15%、経営層(Vice President)が8%、重役(Director)が16%、管理職(Manager)が最多で38%、従業員(Individual Contributor)が23%などとなっています。
発表された結果の中から、ソフトウェア開発者に関連するものをいくつかピックアップして紹介しましょう。
開発者は給与より仕事のやりやすさを望む
開発者の満足度を向上させるであろう変化は何ですか? と開発者に問うた項目。トップは「自動化の増加」(Increased Automation)で27%、2位は「コラボレーションの改善」(Improving Collaboration)、3位が「よりよい給料」(Better pay)となりました。
ここに並んだ結果はどれも僅差ですが、給与より仕事のやりやすさの方が上位に来るのは興味深いところです。
ソフトウェア開発にあたり、チームでいくつのツールを使っていますか? という質問。6から10が42%でトップ、続いて5以下で36%と、この2つで78%を占めています。
オンボードにかかる期間は2カ月以内が最も多い
組織に新しい人が入ってきたら、オンボードにどれくらいかかりますか? という質問。2カ月以内が26%でトップ。次が2週から4週が20%、3カ月以内も20%で並び、続いて4カ月以内が11%となりました。かなり長くかかる組織もあるようですね。
8割近くが開発者の生産性を計測している
あなたの組織は開発者の生産性を計測していますか? という質問。42%がイエスで、計測法にも満足している一方、36%は計測しているが方法には問題ありと考えているようです。合わせると78%が何らかの方法で生産性を計測していることになります。
そのほかの結果については、オリジナルの調査結果をご覧ください(閲覧には無料の登録が必要です)。
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