[速報]WindowsにチャットAIを搭載「Windows Copilot」発表、サイドバーから利用可能。6月にプレビュー版が登場予定。Build 2023
マイクロソフトは日本時間5月24日未明から開催する開発者向けイベント「Microsoft Build 2023」で、Windows 11にAIチャット機能を組み込んだ「Windows Copilot for Windows 11」(以下、Windows Copilot)を発表しました。6月にプレビュー版が提供される予定です。
Windows Copilotはタスクバーから呼び出し可能(サーチボックス右側の青いアイコン)で、上記画面のようにサイドバーが画面右側に表示されます。
サイドバーでWindows Copilotを開くと、利用中のアプリケーションなどにかかわらず、つねにAIとチャットが可能になり、Bing AI Chatと同様にコンテンツの要約や説明など簡単なものから複雑なものまで、さまざまな質問や依頼ができます。
下記はデモ動画からの引用です。Windows CopilotはWindowsの設定変更も可能。ダークモードに切り替えますか? にYesと答えると。
Windowsの画面がダークモードに切り替わります。
サイドパネルのWindows Copilotにファイルをドラッグ&ドロップして、要約して(Summarize)ボタンを押すと、要約を教えてくれます。
次はサイドパネルのWindows Copilotに画像をペーストして、Teamsで関係者に送ってと入力すれば、Teamsを起動して実行してくれます。
Windows CopilotはOpenAIのChatGPT Pluginと相互運用性があるため、Windows Copilotユーザーはプラグインによって拡張されるさまざまな機能が利用可能です。
また、開発者はプラグインを通じてWindows Copilotユーザーに対して拡張したAI機能を提供可能になります。
近い将来、ほぼすべてのWindows 11でChatGPTのプラグインが利用可能になるとすれば、プラグインのエコシステムは急速に広がる可能性があります。Windows Copilotの狙いはそこにあるのではないでしょうか。
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