JetBrains、GitHub Copilot対抗の「JetBrains AI Assistant」提供開始。AIによるコード生成やリファクタリングなど。月額1000円から
開発ツールのIntelliJ IDEAやプログラミング言語Kotlinなどの開発元として知られるJetBrainsは、AIによるコード生成やリファクタリングなどを自動的に行う「JetBrains AI Assistant」の提供を開始しました。
すでにAIでの開発支援機能を提供しているGitHubの「GitHub Copilot」に対抗する機能の位置づけとなります。
Your favorite tools gain new abilities while you are empowered with more information at your fingertips. Try #JetBrainsAI, free yourself from mundane tasks, and stay in the flow like never before.
— JetBrains (@jetbrains) December 6, 2023
Try it now! https://t.co/wzPV084heg pic.twitter.com/34vJ5gCCO1
JetBrains AI Assistantは、コードのリファクタリング、チャットによるコードの生成、複数行のコード補完、コードからドキュメントの生成、コミットメッセージの生成などの機能を備えています。
下記はデモ動画から、リファクタリングをAIに依頼したところ。
チャットでコードエディタで示したクラスの説明をAIに依頼。AIはコード全体の文脈を理解しつつ解説してくれます。
JetBrains AI AssistantのAIには、Googleが開発したコード生成や補完のための生成AIである「Codey」が採用されているようです。
利用料は、年払いの場合に1カ月当たり10ドル、日本円では1カ月当たり1000円と設定されており、価格もGitHub Copilotに合わせてきています。
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2024年3月、GitHub Copilot ChatがJetBrains IDEで正式に利用可能となりました。
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