フリーランスITエンジニアの案件数が多い言語、1位Java、2位JavaScript、3位PHPなど。Go言語は人材不足。レバテックフリーランス調べ
ITエンジニア向けの転職や求人などの支援サービスをに提供するレバテックは、フリーランスのITエンジニア向けに案件紹介などを手がける「レバテックフリーランス」に蓄積された2万件以上のフリーランス案件のデータを元に、プログラミング言語別の案件数や月単価のランキングを発表しました。
集計期間は2021年10月から2022年10月までの1年間です。
発表によると、フリーランスのITエンジニア向けに案件数が多いプログラミング言語の1位はJavaで5564件、次いで2位がJavaScriptで3902件、3位がPHPで2836件となっています。
1位のJavaは、Webアプリケーションやゲームなどの開発に用いられることは比較的少なく、主に業務アプリケーションの開発に用いられると想定されます。とすると、業務アプリケーション開発におけるJavaの採用率は現時点でも非常に高いものがあると推察されます(追記:Androidアプリ開発をJavaで行っている可能性もあるとご指摘をいただきました。たしかにありそうです。それもJavaの案件が多い一要因と言えそうですね)。
5位にRuby、7位にはKotlin(Android)が入っているのも注目でしょう。
同社によると、案件数が増加傾向にある注目の言語はGo言語で、2021年1月と比較すると現在は2倍以上に増えているとのこと。Go言語は需要に対して人材が不足しているのが現状だとしています。
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