Deno DeployでNode.jsアプリが実行可能に、Node.jsビルトインモジュールのサポートで

2023年6月5日

オープンソースのJavaScript/TyeScriptランタイム「Deno」の開発元であるDeno Landは、同社が提供しているDenoの分散ホスティングサービス「Deno Deploy」がNode.jsビルトインモジュールをサポートしたことで、Node.jsのアプリケーションがそのまま実行可能になったことを明らかにしました

Node.jsにはビルトインモジュールとしてHTTPサーバ機能を提供する「http」、ファイルシステムを扱う「fs」、ファイルのパスを扱う「path」など、よくアプリケーションで使われる機能が用意されています。

今回の発表は、このビルトインモジュールがDeno Deployでサポートされたことです。下記はDenoのブログ「Node.js built-ins on Deno Deploy」で示されたコードの例(上記ツイートの図の左側)。

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Node.jsのビルトインモジュールは47種類あり、そのどれもがサポートされますが、Deno Deployはサンドボックス化された環境で実行されるため、プロセスの生成などに関連する「child_process」「worker_threads」「vm」については機能制限されていると説明されています。

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