AWS、IPv4アドレスの使用に課金/期限の制約なく無料で使えるクラウド/「Microsoft 365 Copilot」は月額30ドルの追加料金ほか、2023年7月の人気記事
関東地方は連日暑い日が続きますが、読者のみなさまはいかがお過ごしでしょうか。
少し前に自転車用のヘルメットを買ったので、近所を自転車で移動するときにはいつもヘルメットをかぶるようにしています。
買った当初、ヘルメットをかぶった自分の姿を鏡で見るとキノコ頭みたいだなと思っていたのですが、いつのまにか気にならなくなりました。こういうのも慣れるものですね。
さて、7月が終わりましたので人気記事を紹介していきましょう。
1位から3位
1位 AWS、IPv4アドレスの使用に課金、1時間当たり0.005ドル。2024年2月1日から
2位 期限の制約なく無料で使えるクラウド「Free Tier」主要サービスまとめ。2023年版
3位 [速報]ChatGPTを組み込んだ「Microsoft 365 Copilot」は月額30ドルの追加料金で提供。マイクロソフトが発表。Inspire 2023
なんと7月31日に公開した記事が今月の1位。いままで無料で使えていたIPv4の課金がAWSで始まることは、多くの読者に注目されました。
3位には、Microsoft 365 Copilotの料金について。発表時には無料で使えるかもしれないという期待の声もありましたが、残念ながら、それなりに高価な価格設定となったようです。
4位から6位
4位 [速報]マイクロソフト、Bing Chatで手書きの画像からHTML/CSSを生成可能に、冷蔵庫の中身から料理のアイデアも、新機能ビジュアルサーチ。Inspire 2023
5位 AlmaLinux、今後はRed Hat Enterprise LinuxのABI互換を目指すと発表。これまでの「バグまでRHEL互換」の路線を変更
6位 オラクルもRed Hatに反論。RHELクローンOSへの非難は、競合他社を減らして儲けようとしているからではないか
5位と6位には、Red HatがRed Hat Enterprise Linuxのソースコードの一般公開を事実上終了させたことに端を発する一連の動きに関する記事が入りました。
エンタープライズLinux市場はこれまでとは違うフェーズに入ろうとしており、Publickeyとしても積極的に動向を伝えていくつもりです。
7位から10位
7位 Red HatにRocky LinuxとAlmaLinuxが反論。OSSの精神と目的に違反している、ダウンストリームのリビルドは価値をもたらす、など
8位 「英語は新しいプログラミング言語であり、生成的AIは新しいコンパイラだ」。英語対応のためのSDK「English SDK for Apache Spark」をデータブリックスが発表
9位 マイクロソフト「Dev Box」正式リリース。開発環境を丸ごとクラウドPC化して提供。開発環境をそのままアーカイブ保存など
10位 国内ITサービス市場、2022年の売上1位は富士通、2位はNTTデータ、3位は日立製作所。IDC Japan
2023年7月の運営報告
毎月恒例の運営報告です。今月からはGoogle Analyticsに変わってSimple Analyticsによる統計情報をご紹介します。
Simple Analyticsによると、2023年7月のページビューは44万7309、ビジターは35万2021でした。
先日、Publickeyの動作確認用にiPhone 11の中古品を購入しました。実はこれまでiPhoneを使ったことがなくて、モバイル版の確認はAndroidを使っていたのです。
今後はiPhoneでもモバイル版Publickeyの画面を確認して、より使いやすいように少しずつ改善していこうと思っています。
8月はお盆前後に夏休みとして少し更新をお休みする予定です。読者のみなさまもよい夏休みをお過ごしください。今月もご愛読のほど、よろしくおねがいします。
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