[速報]AWS、読み込み性能も書き込み性能もスケールする「Amazon Aurora Limitless Database」プレビューを発表。AWS re:Invent 2023
Amazon Web Services(AWS)は、ラスベガスで開催中のイベント「AWS re:Invent 2023」で、新機能を備えたデータベースサービス「Amazon Aurora Limitless Database」のプレビューを発表しました。
Amazon AuroraはMySQLやPostgreSQLなどのリレーショナルデータベースをマネージドサービスとして提供するサービスです。
これまでAmazon Auroraでは、リードレプリカを増やすことで読み込み性能をスケールさせることは可能でしたが、書き込み性能に関してはマスターデータベースを稼働させているインスタンスのみに書き込みを行うため、このインスタンスそのものの性能が上限になっていました。
Amazon Aurora Limitless Databaseではこの仕組みが刷新され、データベースを分割するシャード機能によって複数のインスタンスに対して同時に書き込みを行えるようになります。
これにより、書き込み性能についてもインスタンスを増やすことで性能向上を実現するスケーラビリティが得られます。
つまりAmazon Aurora Limitless Databaseは読み込み性能も書き込み性能もスケールする大規模なデータベースシステムの構築が可能になります。
Amazon Aurora Limitless DatabaseはPostgreSQL 15を用いたプレビューが、米西(オハイオ)、米東(北バージニア)、米に市(オレゴン)、アジア太平洋(東京)、欧州(アイルランド)の各リージョンで開始されます。
追記:2024年11月、正式リリース
AWS re:Invent 2023の主な発表
Day 0:Monday Night Live
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