Google、コード生成や補完のAIモデル「Codey」が日本語での指示や説明に対応したと発表
Googleは、都内で開催したイベント「Generative AI Summit Tokyo」で、コード生成や補完のためのAIモデル「Codey」が日本語に対応したと発表しました。
CodeyはGoogleの最新の大規模言語モデルPaLM 2をベースとした、コード生成や補完のための基盤モデルです。
Codeyは、自然言語による指示に基づいてコードを生成する機能、チャットで会話しつつコード関連の質問に回答する機能、コードの足りない部分を補完する機能などを備えています。
対応するプログラミング言語は、Java、JavaScript、TypeScript、PHP、Python、Ruby、Rust、C++、C#、Go、Kotlin、Scala、Swift、GoogleSQLなど。さらにGoogle Cloud CLIやKubernetes Resource Model(KRM)、Terraformのコードにも対応しています。
今回の日本語対応により、こうしたCodeyとのやりとりに日本語が使えるようになりました。
Codeyは、Google Cloud上で機械学習やAIなどの機能を提供するマネージドサービス「Vertex AI」からAPIなどを通じて利用可能です。
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