パスワードマネージャの1Passwordがパスキーに正式対応を開始。パスキーの保存、管理、サインインに対応
1Passwordが、パスワードレスでログインできる業界標準のパスキーへの正式対応を開始。1Passwordがパスキーの認証機器となり、パスキーの生成、保存、管理、パスキーによるサインインが可能になる。
代表的なパスワードマネージャの1つである1Passwordが、パスワードレスでログインできる業界標準のパスキーへの正式対応を開始しました。
1Passwordによって、これまで可能だったパスワードの保存や管理、パスワードによるサインインだけでなく、1Passwordがパスキーの認証機器となり、パスキーの生成、保存、管理、パスキーによるサインインが可能になります。
Ready to unlock the web without passwords?
— 1Password (@1Password) September 20, 2023
Create, save, and sign in with passkeys using 1Password in the browser and on iOS.
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これまでiOSやAndroidがパスキーに対応し、それぞれのデバイスが認証機器として利用できていました。
しかしこの2つはパスキーの利点であるデバイス間でのパスキーの同期がiOSやAndroidのデバイス間にとどまっていました。
1Passwordがパスキーに対応したことで、PCのWebブラウザ、iOS、今後対応予定のAndroidなど、特定のOSやデバイスにとどまらずにパスキーが同期し、利用できる利点が得られます。
パスキーに対応するのは以下のWebブラウザ用の拡張機能版およびiOS版の1Password。
- Chrome (macOS, Windows, and Linux)
- Microsoft Edge (macOS, Windows, and Linux)
- Brave (macOS, Windows, and Linux)
- Safari (macOS, iOS, and iPadOS)
- Firefox (パスキーの保存とサインインは間もなく提供開始)
- iOS 17もしくはそれ以降の最新のiOS版1Password
Webブラウザの拡張機能で、Googleのパスキーを保存するところ。
iOS版1Passwordでパスキーの生成をするところ。
パスキーに対応したAndroid版1Passwordもまもなく提供されるとのことです。
2024年3月、Android版のパスキー対応正式版がリリース
これで主要OSとブラウザへの対応が済んだことになります。
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