Webアプリケーションフレームワーク「SvelteKit 1.0」正式リリース。SSR/SSG/SPAなど対応
Webアプリケーションフレームワーク「SvelteKit 1.0」が正式リリースとなりました。
SvelteKitは、Web UIフレームワークの「Svelte」と、ビルドツールの「Vite」を基盤としたWebアプリケーションフレームワークです。
It's here.https://t.co/mP8vD5zcta
— Svelte (@sveltejs) December 14, 2022
Svelteは、読みやすく簡潔なコードでWebアプリケーションのユーザーインターフェイスを構成できるフレームワークです。
仮想DOMを使わず、コンパイル時に状態が変化する箇所を特定し、その変更のためのJavaScriptを生成することで実行時の高速な状態変更を実現することも大きな特徴です。
JavaScriptに興味を持つ世界中のIT技術者のアンケート結果をまとめた「The State of JavaScript 2021」では、React、Angular、Vue.jsに続く4番目の人気を持つ注目のフレームワークです。
SSR/SSG/SPAなど構築可能
SvelteKitは前述の通り、SvelteとViteを基盤としたWebアプリケーションフレームワークです。SvelteとSvelKitの関係は、ReactをベースにしたWebアプリケーションフレームワークのNext.jsに似ていると言えるでしょう。
SvelteKitも、ファイルベースのルーティング機能を提供し、SSR(サーバサイドレンダリング)やSSG(静的サイト生成)、SPA(シングルページアプリケーション)などさまざまなタイプのWebアプリケーションを実現できます。
デプロイ先に対応するアダプターが用意され、Node.jsやFirebase、AWSなどさまざまな環境を簡単に選択できることも特徴とされています。
SvelteKitは今後さらに国際化サポート、インクリメンタルな静的生成、画像の最適化などのさらなる改良をする予定。来年にはSvelte 4の開発も開始される予定となっています。
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