SUSEがRed Hat Enterprise LinuxとCentOSにもテクニカルサポートやパッチを提供。「SUSE Liberty Linux」プログラムを発表
SUSEは、SUSE Linux Enterprise Server(以下SLES)およびRed Hat Enterprise Linux(以下RHEL)、CentOSに対応するサポートプログラム「SUSE Liberty Linux」の提供を発表しました。
SUSE Liberty Linuxは、ディストリビューションやソフトウェアの名前ではありません。SLES、RHEL、CentOSの3つのLinux OSをSUSEがワンストップでサポートする、サポートプログラムの名称です。
具体的にはこのプログラムの下で、管理ツール、テクニカルサポート、パッチが提供されます。
管理ツールとして提供されるSUSE Managerは、SLES、RHEL、CentOSを1つの管理画面で管理するツールです。任意のLinuxシステムをグループ化して管理でき、状態管理やアップデートの有無などを確認できます。オンプレミスはもちろん、ベアメタルサーバや仮想化基板上で稼働しているサーバ、クラウド上のサーバも管理可能です。
テクニカルサポートとしては、24時間365日のチャット、電話、メールで質問を受け付け、対応します。
そしてRHEL、CentOSなども含めて本家とバイナリコンパチブルなパッチやアップデートを提供するとしています。
このLiberty Linuxによって、マルチベンダ環境にあるLinuxをワンストップで管理できるとSUSEはそのメリットを説明しています。
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