マネージドなNFSサーバのAmazon EFSが大幅性能向上、読み取りのレイテンシがミリ秒単位からマイクロ秒単位へ
Amazon Web Services(AWS)は、マネージドなNFSサーバを提供するAmazon Elastic File System(Amazon EFS)でレイテンシ性能が大幅に向上したことを発表しました。
New AWS News post by @jeffbarr:
— AWS Blogs (@AWSBlogs) February 14, 2022
Amazon Elastic File System Update – Sub-Millisecond Read Latencyhttps://t.co/6kPygvCs7n
Amazon EFSは従来、メタデータおよびデータ本体の読み取りにおけるレイテンシは数ミリ秒(1ミリは1000分の1秒)でした。
今回発表されたAmazon EFSの性能向上により、大半の読み取り操作における平均のレイテンシが600マイクロ秒(1マイクロ秒は1ミリ秒の1000分の1)となりました。
これによりデータアクセス時のレイテンシに影響を受けやすいWordPressやDrupalといったCMS、GitやJenkinsなどのDevOps関連アプリケーション、大規模なビルド処理、機械学習の推論処理などの処理速度の向上が期待できます。
この性能向上はAmazon EFSのOne ZoneストレージでGeneral Purpose、もしくはStandard StorageでGeneral Purposeを選択したときに、既存のユーザーを含むすべてのユーザーで実現されます。
関連記事
あわせて読みたい
オラクル、MongoDB互換API「Oracle Database API for MongoDB」をAutonomous JSON Databaseで提供開始
≪前の記事
Cloudflare Email Routingがオープンベータに、メールアドレスのカスタマイズと転送が無料で利用可能