[速報]Google Cloud、MEANスタックをマネージドサービスで提供する新サービス発表。MongoDBとの協業で。Google Cloud Next '22
Google Cloudは開催中のイベント「Google Cloud Next '22」において、MEANスタックを推進する新サービスをMongoDBとの協業で提供すると発表しました。
Now announcing a collaboration with @MongoDB to help simplify the co-deployment of our combined products onto Google Cloud, starting with the MEAN stack.
— Google Cloud (@googlecloud) October 11, 2022
Via this collaboration, we now offer simplified automated deployment. Learn more ↓ #GoogleCloudNext https://t.co/QOYsHueqw9
MEANスタックの「MEAN」とは、NoSQLデータベースの「MongoDB」とNode.js対応のフレームワーク「Express」、Webアプリケーションのフレームワーク「Angular」、そしてサーバサイドJavaScriptエンジンの「Node.js」のそれぞれの最初の1文字をつなげたものです。
この組み合わせを用いることで、サーバサイドからクライアントまでJavaScriptで開発できる高い開発生産性と、NoSQLやNode.jsのスケーラビリティを活用できるWebアプリケーションを実現できることが特徴となっています。
Google Cloudは以前からこのMEANスタックの推進には前向きで、2014年にはこれらをワンクリックでデプロイできる機能を発表しています。
参考:Google Compute Engine、サーバサイドからクライアントまでJavaScriptで開発できる「MEANスタック」のワンクリックデプロイ機能をサポート
今回のGoogle Cloud Next '22で発表されたのは、これをさらに推し進め、MongoDBとの提携によってバックエンドデータベースをMongoDBのマネージドサービスによるMongoDB Atlasとし、Node.jsおよびExpressはGoogle CloudのマネージドサービスであるCloud Runを採用。システムのデプロイにはHashiCorpのTerraformのスクリプトを用意している点にあります。
これによりバックエンドの運用の手間はマネージドサービスによって大幅に軽減できると同時に、Terraformのスクリプトをカスタマイズすることで柔軟なデプロイが可能になるとしています。
Google Cloud Next '22
- [速報]BigQueryが非構造化データのサポートを発表。これで構造化データ(RDB)、半構造化データ(JSON)、非構造化データをサポート。Google Cloud Next '22
- [速報]Google Cloud、「Cloud Workstations」発表。セキュアな開発環境一式をマネージドサービスで提供。Google Cloud Next '22
- [速報]文書のレイアウトやフォントはそのままAIで135カ国語に翻訳する「Translation Hub」、Google Cloudが発表。Google Cloud Next '22
- [速報]Google Cloud、MEANスタックをマネージドサービスで提供する新サービス発表。MongoDBとの協業で。Google Cloud Next '22
- [速報]Google、リモートの相手が目の前に実在するような「Project Starline」アーリーアクセスを開始、パートナー企業のオフィスに設置。Google Cloud Next '22
あわせて読みたい
[速報]文書のレイアウトやフォントはそのままAIで135カ国語に翻訳する「Translation Hub」、Google Cloudが発表。Google Cloud Next '22
≪前の記事
[速報]Google、リモートの相手が目の前に実在するような「Project Starline」アーリーアクセスを開始、パートナー企業のオフィスに設置。Google Cloud Next '22