GitLab、Visual Studio CodeベースのWeb IDEをβ版として提供開始。ターミナルからリモート環境へアクセス可能に

2022年12月23日

GitLabは、Visual Studio CodeベースのWeb IDEを同社のサービスに統合されたWeb IDE(β版)として提供開始したことを明らかにしました。

12月19日以降、すべてのGitLabユーザーが利用可能になるとのことです。

GitLabには以前から、Webブラウザの画面からソースコードのバージョン管理などを行うだけでなく、そのままソースコードの編集などを可能にするWeb IDE機能が統合されていました。これはオープンソースのMonaco EditorをベースにGitLabが開発してきたものです。

しかしプログラマなどのあいだでVisual Studio Codeが広く普及する状況を見た同社は今年(2022年)5月に、このWeb IDEをVisual Studio Codeベースのものに移行することを発表しました(ちなみにVisual Studio CodeもMonaco Editorをベースにしています)。

参考:GitLabがVisual Studio CodeベースのWebIDEへ移行すると発表

今回、この発表に基づいて同社がVisual Studio Codeをベースに開発したWeb IDEが、β版として実際に利用可能になった訳です。

ターミナルからリモート開発環境へのアクセスも可能

Visual Studio Codeベースの新しいWeb IDEは、当然ながらVisual Studio Codeと基本的に同じユーザーインターフェイスの構成で、柔軟なカスタマイズも可能となっています。

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検索や置換機能などもそのまま利用可能。Web IDE上でコードのコミットなどもできます。

新たなWeb IDEでは、ターミナルからリモート開発環境に接続してコマンドを実行することも可能になりました。

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今後さらにVisual Studio Codeの拡張機能のサポートや、プロジェクト全体に対する検索機能などの機能追加を進めていくと説明されています。

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