GitHubの機能や使い方を質問できるコミュニティ「GitHub Community」がオープン
GitHubは、GitHubの機能や使い方に質問がある場合などに、ユーザーが質問や回答を記入できるコミュニティ機能を提供する「GitHub Community」を開設したことを発表しました。
GitHub Communityは、従来のGitHub Community ForumとGitHub Education Forum、そしてプロダクトへのフィードバックなどを1つにまとめたもの。これまでGitHubについて質問や疑問があった場合、そのやりとりをするための場所が分散していたとGitHubは指摘。GitHub Communityはそれらを統合する場所になると、次のように説明しています。
Previously, if you had a question or a problem about a GitHub feature or new release, there were a number of places you could go to ask for help or try and find a how-to guide. Many of these forums are run on non-GitHub sites and may include out-of-date or unsupported information. Starting today, you’ll be able to find all of these resources on a single platform—within GitHub.
これまで、GitHubの機能や新しいリリースについての質問や問題があるとき、ヘルプを求めたりハウツーのガイドを探せる場所がたくさんありました。そしてこれらのフォーラムの多くはGitHub以外のサイトで運営されており、古い情報やサポートされていない情報が含まれている可能性がありました。今日から、まさにGitHub内において、これらのリソースはすべて単一のプラットフォームで見つけられるようになります。
これまでQ&Aを中心としたコミュニティはStackOverflowなど第三者のサービスとして発展してきましたが、先月AWSは「AWS re:Post」で記事の投稿を可能にし、自社のサイト内でQ&Aサイトを強化しました。
参考:AWSが運営するQ&Aサイト「AWS re:Post」で、ユーザー自身による記事の投稿が可能に
GitHub Communityも自社サイト内でのコミュニティ強化となるわけで、これから大手のWebサービスは自社サービスの一部としてコミュニティサイトを強化していく流れになるのかもしれません。
あわせて読みたい
Google Cloud、サービスの割引料金や契約をカスタマイズして顧客に提供できる「Google Cloud Marketplace Private Offer」正式リリース
≪前の記事
7万人以上のITエンジニア調査、好きな言語は「Rust」/期限の制約なく無料で使えるクラウド/C++の後継目指す「Carbon Language」ほか、2022年7月の人気記事