AWSでAppleシリコンによるビルドやテストが可能に、「Amazon EC2 M1 Macインスタンス」が正式リリース
Amazon Web Services(AWS)は、Appleシリコンベースのインスタンスを提供する「Amazon EC2 M1 Macインスタンス」の正式リリースを発表しました。
Are you an Apple #developer working with #macOS?
— Amazon Web Services (@awscloud) July 7, 2022
Now generally available, Amazon EC2 M1 Mac instances give you on-demand macOS on Apple Silicon, with the flexibility, scalability, & cost benefits of #AWS.
Learn how EC2 can work for you.https://t.co/dX9m1IjnTG pic.twitter.com/jCYRCyi8mR
Amazon EC2 M1 MacインスタンスはAppleのMac miniをそのままラックに組み込んで、Thunderbolt経由で同社のクラウド基盤システムである「Nitro System」コントローラに接続したもの。
2021年12月に開催されたイベント「AWS re:Invent 2021」で発表されていました。
参考:[速報]AWS、Apple M1チップ対応の「EC2 M1 Macインスタンス」登場。相変わらず市販のMac miniをそのままラックに組み込み。AWS re:Invent 2021
Amazon EC2 M1 Macインスタンスを利用することで、Appleシリコンベースのプロセッサを用いたアプリケーションのビルドやテストをAWS上で行うことができるようになります。大規模なアプリケーション開発において並行ビルドや並行テストなどで活用できるでしょう。
利用可能なM1 Mac miniのスペックは8CPUコア、8GPUコア、16GBメモリ、16コアApple Neural Engine。これがThunderbold経由で10GbpsのVPCネットワークと8GB EBSストレージに接続されています。
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