2021年第4四半期、クラウドインフラ市場はAWSがシェア33%でトップ、マイクロソフトが21%で猛追、Google、アリババが続く。Synergy Researchとcanalysの調査結果
調査会社のSynergy Research Groupおよびcanalysは、2021年第4四半期におけるグローバルのクラウドインフラ市場について調査結果を明らかにしました。
クラウドインフラとは、IaaS、PaaS、ホステッドプライベートクラウドを合わせたもの。
Synergy Researchの調査結果は次のグラフで示されています。
AWSは引き続きこの市場でのトップを維持。シェアは32%から33%程度。2位はマイクロソフトで21%に到達し、ここ数年はAWSを猛追するペースを維持しています。
3位はGoogleでシェアは9%程度、4位にアリババ、そしてIBM(現Kyndryl)が続いています。IBMからスピンアウトしたKyndrylは一貫して続くシェアの低下を食い止められるでしょうか。
canalysの調査結果は以下。こちらもAWSがシェア33%でトップ、2位がMicrosoft Azureで22%、3位がGoogle Cloudで9%と、Synergy Researchとほとんど一致した結果です。
canalysによると、2021年を通したクラウドインフラ市場の成長率は35%、市場規模は1917億ドル(約20兆円)と推測されています。
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