[速報]マイクロソフト、Windows 11を発表。UIを洗練、Windows Updateは40%小さく、マルチモニタ環境が便利に

2021年6月25日

マイクロソフトは6月25日未明(日本時間)、オンラインイベントで次期WindowsとなるWindows 11を発表しました。

Windows 11ではタスクバーやスタートメニューのデザインが新しく洗練され、よりシンプルになります。

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Windows Updateが40%小さく、バックグラウンドで実行

Windows内部も改善され、「スリープからの復帰が高速になり、Windows Helloの認識も速くなり、あらゆるブラウザの実行も高速化。

しかもWindows Updateは40%小さくなり、バックグラウンドでより効率よく実行される。省電力化によりバッテリーライフも長く、よりレスポンシブルなWindowsに。

そして最も重要なこととして、Windows 11はこれまでで最もセキュアになる」(マイクロソフトChief Product Officerパノス パナイ(Panos Panay)氏)

マルチモニタ環境での操作性も改善されます。

マルチモニタ環境で、大きなモニタを取り外しても、ノートPC側のデスクトップが乱れることはなく、ノートPC側のタスクバーにデスクトップ環境が最小化されます。

そしてモニタを再接続すると、デスクトップが自動的に前回接続していた状態に戻ります。

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Microsoft StoreではPWAアプリもサポート

新しいMicrosoft Store on Windowsでは、Win32、.NET、PWAsのアプリをサポート。

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別記事で紹介するように、Androidアプリケーションもサポートします。

参考:[速報]Windows 11でAndroidアプリが実行可能に、マイクロソフトが発表

またアプリケーション内のコマースエンジンをマイクロソフトが制約することはなく、自由に選択可能で、アプリケーション経由での売り上げにおけるマイクロソフトの取り分は0%で、売り上げはすべてアプリケーション開発者のものとなると説明されました。

「We keep zero.」(Panos氏)

Windows 11の提供時期は今年の年末(This Holiday)で、対象となるWindows 10搭載PCでは無償アップグレードで入手でき、新規PCでも提供される予定。

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