Windows 11にRPA機能の「Power Automate」標準搭載、インストール不要で利用可能に。マイクロソフトが発表
マイクロソフトは10月5日に正式リリースされたWindows 11に、RPA(Robotic Process Automation)機能を実現するPower Automateが標準搭載されたと発表しました。
Power Automateは、Windows 10ユーザーに無料で提供されることが今年の3月に発表されていました。
参考:[速報]マイクロソフト、無料でRPA機能「Power Automate Desktop」をWindows 10ユーザーに提供開始。Microsoft Ignite 2021
この場合、Windows 10ユーザーは別途Power Automateをダウンロードしてインストールする必要がありましたが、Windows 11では標準機能として搭載されることになり、インストールすることなく使い始めることができるようになっています。
「Power Automate Desktop」はもともと「Microsoft Flow」と呼ばれていたサービス連携ツールをベースに、ユーザーの操作を記録し再現する機能を加えてRPA機能を持たせ、さらに2020年6月に買収したSoftomotiveが備えていたSAP、Java、Citrix、メインフレームやAS/400などレガシーターミナルなどとの豊富なコネクタ、マルチタスクや並列実行などの機能と、自動化シナリオをマウス操作で作成編集できるビジュアルデザイナーを搭載したものです。
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