マイクロソフトとVMwareが「Azure Spring Cloud Enterprise」発表。Spring Boot+Kubernetes環境をAzureのマネージドサービスで提供
マイクロソフトとVMwareは、Microsoft Azure上の新サービス「Azure Spring Cloud Enterprise」を発表しました。
マイクロソフトは、Microsoft Azure上でフルマネージドなSpring Bootアプリケーションの開発や実行環境を提供するマネージドサービス「Azure Spring Cloud」を昨年9月に正式リリースしています。
このAzure Spring Cloudに、Kubernetesの実行環境や開発環境を統合した「VMware Tanzu」を組み合わせ、マネージドサービスとして提供されるのが、今回発表されたAzure Spring Cloud Enterpriseです。
#Azure Spring Cloud Enterprise—optimized for devs:
— Microsoft Azure (@Azure) September 1, 2021
Advanced configuration capabilities
Managed #VMware Tanzu components
Spring Runtime support
Now in preview: https://t.co/Nb56hEvhUJ pic.twitter.com/6pRWWGgeVQ
We are excited to launch our Azure Spring Cloud Enterprise, managed by @Microsoft!
— VMware Tanzu (@VMwareTanzu) September 1, 2021
Enterprise-grade support + benefits
Premium experience
Advanced configuration + integration
Learn more: https://t.co/cliE5c3DEO #SpringOne
Azure Spring Cloud EnterpiseはKubernetes上で構成され、Azure Spring Cloudが備えるSpring Bootの開発環境や実行環境に加えて、コンテナのビルドを実行するTanzu Build Service、Kubernetesの構成をアプリケーション向けに行うTanzu Application Configuration Service、サービスレジストリを提供するTanzu Service RegistryなどをはじめとするTanzuのさまざまなコンポーネントがAzure上のマネージドサービスとして提供されます。
Azure Spring Cloud Enterpiseを利用することで、Kubernetes上で稼働するマイクロサービスアーキテクチャに基づいたスケーラブルなエンタープライズ向けのSpringアプリケーションの開発環境と実行環境を容易に整えることが可能になります。
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