Puppet、ローコードで運用監視やDevOpsを自動化する「Relay」を正式リリース。AWSやAzure、Terraform、Slack、JIRA、DataDogなど多数のツールをイベントドリブンに連携
Puppetは、DevOpsや運用監視を実現するうえで関連するさまざまな関連サービスをローコードで連携させ、作業の自動化を実現する新サービス「Relay」の正式リリースを発表しました。
Relay is here. Puppet's #cloudnative workflow #automation platform is now generally available! Ditch the digital duct tape and get started with Relay: https://t.co/8xUgPihitr pic.twitter.com/aWc2edp0fP
— Puppet (@puppetize) April 6, 2021
Relayは、AWSやAzure、GCPなどのクラウドとDataDog、TerraformやSlackなどのさまざまな関連ツールを簡単にイベントドリブンで連携できるツールです。
例えば、下記はRelayで「DataDogでストレージを監視し、ディスク利用率のアラートが発せられたら、それをトリガーとしてディスククリーンアップのタスクをBoltで実行する」という作業の自動化を設定したところです。
下記は、Relayの標準機能で毎時トリガーが発生し、「Azureの仮想マシンで『ライフタイム』のタグがないものを終了させる」タスクを呼び出す設定をしたところです。
Relayはこのように、イベントとなる「トリガー」と、トリガーにより実行される「ステップ」によってさまざまなツールのワークフローを定義し連携させることで、DevOpsや運用監視の作業を自動化することができます。
現時点でDataDogやGitHub、GitLab、WebHookの受信など17種類のトリガーが利用でき、100種類以上のステップを設定することができます。
Relayは100種類のワークフロー設定と、同時に1つのワークフロー実行が可能な「Free」プラン、500種類のワークフロー設定と同時に10のワークフロー実行が可能な月額20ドルの「Team」プラン、500種類のワークフローと同時に50のワークフロー実行が可能な「Enterprise」プランが用意されています。
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